プロフィール

hiro

Author:hiro

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

とってもおすすめ!

かなりおすすめ!

佐藤琢磨Fan’sBlog
F1ドライバー佐藤琢磨を熱く応援するブログです!その他F1界の情報についても色々語っていきます。
2007年シーズンが終わって・・・
最終戦ブラジルGPが終わり、2007年シーズンが閉幕してから早いものでもう1週間が過ぎ去ろうとしています。
海外メディアも含めて「2年目の奇跡」とまで言わしめた前半戦の大活躍から一転、中盤戦以降のスーパーアグリF1チームは本当に毎戦が苦戦続きでした。
「終わり良ければすべて良し」という言葉がありますが、チーム全体をエースドライバーという立場で常に引っ張り続けた琢磨は、最終戦ブラジルGPをそういう満足感の得られるレースにすることができたのでしょうか。
この1週間、そのようなことを時々ふと考えながら過ごしてきました。
こちらでも何度も書いてきたので、もはや耳タコだと言われそうではありますが、スーパーアグリF1チームの2007年用マシンであるSA07は、5月上旬のスペインGP前に行われた新型ギヤボックスの導入以降、メジャーなアップデートはまったくと言ってよいほどにおこなわれてきませんでした。
資金的は問題や本来は支援するべき立場にあるチームからの横槍などによって、エアロダイナミクスの改善余地はまだまだあるのにもかかわらず、それを果たせずにきたSA07。
琢磨がよく言っていた言葉に「チーム全員が全力を出し切れば・・・」という祈りにも近い心境であったろうこの言葉が、ハード面の後押しを受けられないチームにとって、いつしか唯一の動力源であり、合言葉になっていました。
ベルギーGPで導入を見送らざるをえなくなって以降、日本GP、中国GPと常に空力的なハンディを背負って戦ってきたスーパーアグリF1チームに、最終戦になってようやく待望の新型リヤウィングが導入されはしたものの「時すでに遅し」の感は否めず、メジャーパーツ一個の改善でどうにかなる時期は悔しいかなとうの昔に過ぎ去っていました。
そうした厳しい状況をなんとか闘いつなぐスーパーアグリF1チームとは対照的に、スパイカーをも含めた他のチームはどんどんアップデートを受け続け、他のマシンの戦闘力が日を追うごとに底上げされていった結果、SA07のそれは相対的にその順位を確実に下げてきました。
そんな状況でチームが行えることといえば、マシンに装着されるパーツの中で唯一の共通パーツであり、唯一均等にアップデートされるブリヂストンタイヤをいかに上手く使いこなすことができるかということでした。
本来能力差の無いタイヤを存分に使いこなすことができれば、まだまだ中段グループには一泡吹かすことができる。
そういう対抗策に到達せざるを得ないチームは、中盤戦以降最終戦までを本当にタイヤ管理と格闘して過ごすことになりました。
しかし元々蓄積されたデータが希薄な若いチームであるスーパーアグリF1チームにとって、タイヤ管理を完璧にこなしていくことは困難を極めました。
アップデートが施されていないという空力的ハンディを背負うSA07にとって、タイヤ管理のみが突き詰められていくということは、セッティングの幅を極端に狭めてしまう結果となり、ドライバーを含めたマシンそのものの置かれた環境に非常にナーバスな性格を徐々に、しかし確実に露呈し始めます。
琢磨やアンソニーが時折見せた上位陣にも迫ろうかというラップタイムの向上も、結局はその狭いセッティングの幅にピンポイントではまった時にだけ発揮されたものであり、そのこと自体はデータとして確実にチームの財産として蓄積されることになってはいるものの、次のレースでそれを再現できなかったという事実がナーバスになってしまったSA07の性格を証明しています。
またそれだけ繊細にタイヤ管理をおこなっていかなければ、スパイカーにすら後塵を拝する自体になりかねない状況にチームが置かれていたことを如実に物語ってもいます。
そうしたトップチームでさえてこずる今季のタイヤ管理に果敢に挑んだ姿勢は評価するべき点ではあるものの、繊細な作業を短い時間で瞬時に下して予選、決勝と闘っていかなければならない精神的抑圧は、誤解やミスを呼び、直接それを感じる立場にあるドライバーを度々苦しめてもきました。
これも何度も申し上げてきたことですが、琢磨はタイヤに関しては非常に優しいドライビングができるドライバーです。
特に高速から一気に数十キロ台までスピードを落とすような場面でのコントロールは秀逸で、アロンソなどと並び称される繊細なコントロール能力の持ち主なのです。
今季チームが悩み苦しんだワンメイク化されたタイヤ管理の影響を、比較するとタイヤへの入力が確実に多いアンソニーよりも、そんな繊細なコントロールをする琢磨の方がほとんど全面的に影響を受けてしまったのはなんとも皮肉な話であり、琢磨自身も本当に苦しんだ事態だったのではないかと、容易に想像できます。
欧州ラウンドに続き、中国GPでも発症した例の“冷え性”問題にしても、琢磨が自身ドライビングを変えてまで対処しています。
そうまでしてきた事実を知っているからこそ、琢磨には最終戦ではおもいきり走ることができる環境が提供されることを心から願っていました。
昨年のブラジルGPでの本当に力強かった走りを知っているからこそ、その期待度も大きなものになっていたと思います。
幸い外気温が金曜日から決勝日にかけて上昇し、これによって路面温度も高温となったことで“冷え性”問題こそ影を潜めてくれていたものの、タイヤの管理という観点からみた場合にはけして良い状況であったとは言えず、なかなかラップタイムにつなげていくことができない状況に、琢磨も眉間にしわを寄せるばかり。
結局予選では千分の数秒差でQ2進出を逃すことになり18番グリッドに着くことに。
決勝ではスタートの瞬間こそ出遅れたものの、乱戦を抜け出せないマシンを尻目にオープニングラップを終わってコントロールラインに戻ってきてみれば13位にジャンプアップ。
前走者の後退もあって一時は11番手までその順位をあげることに成功していた琢磨でしたが“琢磨らしさ”が光っていたのはここまで。
タイヤとマシンの相関関係はほんのちょっとしたキッカケで狂う状態で、マシンバランスが常に不安定な状態へと陥りまったくラップタイムが安定しません。
予定を変更して第2スティントでオプションタイヤを装着し、まずまずの走行を披露するものの、第3スティントでもオプションタイヤを選択するという賭けに出たことが結果として裏目にでてしまいます。
第1、第2スティントよりも重たいマシン、そして右肩上がりの路面温度のダブルパンチでオプションタイヤはあっと言う間に破綻し、プライマリタイヤを選択して第3スティントを走行していたアンソニーと比較しても2秒以上遅いラップタイムが精一杯という状況。
その後の琢磨は誰にも絡むことも無く、ただただフィニッシュラインを目指す退屈のレースを展開する運びとなって14台完走中2ラップ遅れの12位でフィニッシュ。
パルクフェルメでマシンを降りた琢磨の背中に、悔しさが滲み出ていたのがとても印象的でした。
しかし、公式コメントでも、そして囲み取材によるインタビューでも、琢磨は悔しさよりも初期目標のすべてを達成したチームへの功績を讃えることを優先し、けして不平不満を述べないあたりがまた琢磨らしいところ。
今後琢磨は、一旦モナコの自宅に戻り、その後は日本で多数のイベントに参加するために帰国することになるとのことですが、そのことにインタビューで触れられた琢磨は次のような言葉を発しています。
「その後に休暇もいただいているので、温泉でも入って日本の秋を満喫したいですね(笑)」
このコメントが、まったく琢磨らしいを思ったのは私だけでしょうか。
けして批判はおろか不満すらも述べず、公式なコメントはあくまで努力してきたチームへの敬意を表する場として用い、こうした何の変哲も無いコメントに自らの心境を最大限の配慮をもって表す。
あくまで個人的な感覚の話ですが、私はこのコメントの中に、琢磨が最終戦を戦い終えた満足感よりも、本当に厳しく過酷な環境下において、エースドライバーとしての役割以上のことをシーズンを通してやってのけてきた疲労感のようなものを垣間見た気がしました。
琢磨には今季、我々ファンが期待した以上の感動と興奮を与えてもらいました。
琢磨からすれば日本に来ればまずはファンやスポンサー対象のイベントが目白押しで、それはそれで大変な日々が待っていることになるのでしょう。
しかしながら、私もいくつかは参加させていただく予定でいますが、その貴重な時間をつかって精一杯の感謝の気持ちを伝えることができればと思っています。
シーズン中、琢磨の走りから我々がもらったパワーを、少しでも来季につなげるためのパワーとして受け取ってもらえたら・・・。
と言いつつ、また琢磨にはパワーを我々がもらってしまう可能性大でありますが、ともかく今は、素晴らしい時間を共有できた喜びと感謝の思いだけは送り届けたいという思いでいます。


クリックお願いします!励みになります。
ブログラ<br />ンキング

テーマ:スーパーアグリ&琢磨 - ジャンル:車・バイク

この記事に対するコメント
2007年シーズン
毎回読みごたえのある記事、必ず読ませていただいてました。hiroさんも一年間おつかれさまでした。
【2007/10/25 23:02】 URL | あつし #- [ 編集]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2007/10/25 23:05】 | # [ 編集]

ありがとうございます
あつしさんこんにちは。
「必ず読ませていただいていました」というお言葉が何より嬉しいです。
F1シーズンは終わりましたが、来シーズンまで琢磨&SAF1についてできるだけ、また独断と偏見(?)でお伝えできればと思っています。
ブロガーにとっては情報的に辛い時期ですが、がんばります!
PSお言葉に甘えてひとつ削除しました。気にしないでくださいね!
【2007/10/26 00:15】 URL | hiro #zbVBdFm2 [ 編集]

お詫び
hiroさんこんにちは
ここに書くのは適切ではないと思ったのですが、昨日10/27僕のブログへ頂いたコメントを誤って削除してしまいました。(FC2のコメント到着メールにある削除リンクをクリックしてしまいました)
その結果、折角頂いた貴重なご意見を無にするようになってしまい、本当に申し訳ありませんでした。
【2007/10/28 13:52】 URL | tbear #- [ 編集]

お気になさらないでください
tbearさん、こんにちは。
わざわざのご連絡ありがとうございます。どうぞお気になさらないでください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
【2007/10/28 21:06】 URL | hiro #zbVBdFm2 [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://takumasatomyhero.blog67.fc2.com/tb.php/230-33817279
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ブログ内検索

お世話になっているサイト

SUPER AGURI F1
を応援するブログ
arizouさんのSAF1応援サイト
管理人の貴重な情報源です

F1オヤジの独り言
tbearさんの鋭い視点には脱帽です

S O R A U M I . N E T
佐藤琢磨とホンダを応援するYO'sSITE
YOさんの琢磨&ホンダ応援サイト
とにかく楽しくてすごい人なんです!

Takuma's Books

Takuma's Mooks

Takuma's DVD

SUPER AGURI Mooks

リンク

Takuma Sato.com
佐藤琢磨公式ファンサイト

SUPER AGURI F1 TEAM
スーパーアグリF1チーム

このブログをリンクに追加する

RanKing

ランキングに参加しています
お気に召しましたら
清き1票を
お願いいたします!

人気Blogランキング

このブログに1票投票する!

あたらしいランキング!BlogranKing.net

FC2 BlogRanKing

とにかくおすすめ!

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ